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NHK連続テレビ小説「あさが来た」完結! [NHK連続テレビ小説「あさが来た」]

NHK連続テレビ小説「あさが来た」の放送が終わりましたね。


最終回では
あさ子が夫を失って
一度は仕事から退いたが

再び教育者のひとりとして
活躍している姿が
活き活きとしていました。


でも
最後の
若い姿の新次郎を
遠くに見つけ
駆け出していくシーンは


さわやかな終わりととっていいのか。

あさ子をお迎えに来たのかとかと

思ってしまうのは私だけでしょうか。


主役の波瑠さんは
年老いた役でもお肌はピチピチで
杖を突いて歩く姿に
少し無理がある気がしましたが。


この「あさが来た」というドラマは
心に響く感動のドラマでした。

何度となくドキドキしたり、
誰かが亡くなると
観ている私も悲しくなるような


今の時代、誰もが教育を受けられる時代に

学べることが当たり前すぎて
有難さを忘れてしまっています。


自分が学生の頃に
「あさが来た」を観ていたら
もう少し真剣に勉強したかもしれないです。



波瑠、最終回鑑賞会ファン200人出待ち
 朝ドラ史上異例の熱狂ぶりもうなずけますね。


 NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」が2日、
最終回を迎え、
ヒロイン役を務めた女優・波瑠さんが大阪市のNHK大阪ホールで
午後の放送をファンと鑑賞する「あさが来た 最終回を見る会」に参加して


終了後、ファン約200人が波瑠を見送ろうと“出待ち”し、
朝ドラでは異例の熱狂的な展開となったそうです。



同ホール1階のロビーには、
ドラマ撮影で使用された加野屋のセットや、
衣装などが展示されたそうです。
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NHK連続テレビドラマ「あさが来た」10 [NHK連続テレビ小説「あさが来た」]

第2週「ふたつの花びら」10

今回のキーワードは「惣兵衛の気持ち」

あさは新次郎からの連絡を
待っている。

大阪の加野屋の新次郎は

女将さんが破いてしまった手紙を
並べて
中番島の亀助がゴミくずのパズルをしている
のに興味をもつ。

こんな汚い恋文なんかあるか
言いながら


新次郎はあさの手紙だということに
気付いたのである。


そしていよいよ弥生の月(3月)となる。

そして忠興から

今月末にふたりは嫁入りをするという話しをしている。

はつのお付きにはうめ

あさのお付きにはふゆ

と皆に話す。

つまり、梨江の意見が通ったということだ。


家中はお祝いの雰囲気だったが
あさとはつは
気持ちが追いつかないままだった。


あさは
このまま、
はつが山王寺屋さんのお嫁さんになってしまって
いいのだろうかと
心配でいっぱいな様子。


はつ 「あんたみたいに、
    お嫁入りなんてしないなんて
    一ぺんも思ったことがないの
    
    うちにはこの道しかない。
    だから

    お父さんとお母さんが選んでくれた
    この道を大事に進む。

    それがうちにできる精一杯のこと


    大丈夫。
    後悔なんかしない。
    ありがとね。」


はつの言葉を聞いてもあさは
むしゃくしゃしてたまらない。


木に登ろうとしたあさを
うめが止める。

かわりに、相撲をとることに。


相撲をとりながら
あさは涙ながらに
なんで、お嫁にいかなくちゃいけないのか
なんで、お姉ちゃんはいけずと言われるのか。
なんで、なんでと

うめに胸のうちを明かす。


その頃、大阪では
新次郎は惣兵衛のところに訪れる。


惣兵衛に母親のいいなりだという噂が
本当かという話をすると

惣兵衛 「みんな、わしがお母ちゃんの言いなりだと
     思っているけど

     それはちがう。
     いつか、あのお母ちゃん、こっそり殺してやろうと
     思っているんだ
    
     入り婿の親父のこともわしの事も
     何も思ってない。

     男なんてただのお家のための道具だと
     思っているんだ。

     いつか折檻してやらないとあかんのだ。

     
     わしは新次郎さんと違って
     女子(おなご)は嫌いだ。

     あいつら皆ずるくて煩わしくて
     意地汚いからな」

と言って席を立った。

新次郎はこれはあかんとひと言。

そしてあさにどう伝えたらいいのか考えている。

その時
兄の正太郎の様子が悪化し、新次郎は手を握る。
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NHKr連続テレビ小説「 あさが来た」9 [NHK連続テレビ小説「あさが来た」]

第2週「ふたつの花びら」9

今回のキーワード「雨降りの台風」


あさは祖父・忠政に
文の書き方を教えてと頼む。


梨エ 「お嫁入りのことですけど、
    はつのお付きにはうめを
    付けていただけませんでしょうか」

忠興 「うめはあさに付いてもらう
    はつにはふゆ

    前から決めてた話しじゃないか」

梨エ 「そうですけど、はつが心配です。
    山王寺屋さんは若旦那が
    母親が何もかも言いなりです。」

忠興 「だが、あさは、うめがそばに居なかったら
    とても今井の女子として外に出せる娘じゃない」

梨エ 「はつはあさと違って
    苦労や悩みがあっても
    外には出せない性分です。

    うめがそばに居てくれたら
    どんなに心強いか。」

忠興 「わしだって、はつのことは心配だ。
    けど、はつはしっかりしてる。
    何かあっても、どうにか切り抜けるだろう。

    そやけど、あさにそれは無理だ。」

梨エ 「確かに、あさは心配です。
    けど、うめは一人しかいないんですよ

    あんな見るからにいけずのお姑さんのところへ
    はつをひとりで行かせるなんて」

忠興 「ひとりじゃない、だからふゆを付けるんじゃないか」


梨エ 「だから、ふゆをあさにって言ってるんです。」

忠興 「お前はあさがどんなにとんでもない娘だって
    わかってないから
    そんな事言うんだ。」

梨エ 「あさがとんでもない娘だってことは
    うちが一番わかってます。」

忠興 「とにかく、もう决めたことだ。
    口出しは許さない」

梨エ 「お嫁入まであと3ヶ月あります。
    どうするのが賢明か
    よくひとりで考えて下さい」

と夫婦で喧嘩になってしまった。


そんな時
あさは墨の着いた顔で忠興に
へたくそな文字で書かれた手紙を
加野屋さんに送るときに一緒にお願いしますと渡す。


手紙には

はつの許嫁の惣兵衛がどのような方かと
知っている限り教えて下さいという内容だった。

忠興はためらったが
あさの手紙も一緒に送ることにした。


新次郎の兄・正太郎が寝込んでいるところに
新次郎は花を持ってくる。

加野屋の番頭さんらは呆れている様子だが。


新次郎 「こんな時は誰だって
     何しようが雨降りの台風

     どうにもならないって言ってな」

大番頭・雁助 「うまい」


正太郎の様態はかなり悪いようだ。

正太郎 「堪忍な、新次郎。もうあかんかもしれない。」

新次郎 「何言っているんですか。
     わては兄貴みたいな立派な上が
     いてくれるから

     思う存分あほ坊で居られるんだ。
     兄貴が達者でいてくれないと
     かなわないわ。」

正太郎 「加野屋を頼む榮三郎はまだ小さい。
     支えてやってくれ。

     どうか頼む」


そしてあさが手紙を出して2ヶ月
返事がなく、
新次郎が京都にやって来ることも
なかった。


今井家ではおひな様の飾りつけをしている。

そんな時、弟の久太郎が
親戚の商家での
半年間の修行を終えて
帰ってきた。


久太郎が預かってきたと
あさに手紙を渡す

新次郎からだと思ったら
五代才助という人からだった。


あの大阪でぶつかった人だ。
薩摩の五代才助

その手紙は

イギリスのロンドンからの手紙で
ベロチペードに乗って走っている女性を見て
あさを思い出したということだ。


ベロチペードとは2輪、3輪の自転車のような
乗り物のことです。


日本の女性には乗りこなせないだろうと
言われているが
きっと、あさなら乗りこなせるだろうと
書いてあった。


もうすぐ嫁い行くあさに
手紙が届くなんて大変だと

母の梨江が破いてしまった。
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NHK連続テレビ小説「あさが来た」7,8 [NHK連続テレビ小説「あさが来た」]

第2週「ふたつの花びら」7

今回のキーワードは「笑って下さい」


年頃になった娘たち

あさは相変わらずお転婆娘

はつはなんでも上手にできるやさしい娘に


次の春、ふたり揃って嫁ぐことがきまった。

父・忠興 「次の春とは、早すぎるんじゃないか?」

母・梨江 「いいえ、早すぎるどころか、遅いくらいです。
      それに、あのあさが、いつまた気が変わって
      お嫁なんかに行かないって言い出すかわかりません。」
      
      ちょっとでもその気があるうちに
      嫁がせとかないと。」

忠興   「そりゃそうだけど、はぁ、信じられないな」




一方娘たちは

あさ  「信じられない、春にお嫁入りなんて。
     お父さんとお母さんと離れて暮らすっていうのが
     よく、わからない。

     それにお姉ちゃんと……」


はつは何も言わずに物思いにふけっている。
許嫁の惣兵衛の事を考えているようだ。


あさ 「お姉ちゃん、大丈夫?」

はつ 「大丈夫、なんでもない」と笑ってみせる。



あさは、女中のうめに、お姉ちゃんが
お嫁に行きたくないんじゃないだろうか
と相談する。


すると

うめは掃除をしながら

うめ 「何を言っているんですか。
    おはつ様はおあさ様より
    100倍熱心に
    お嫁入りのお支度してます。

    心配なのはおあさ様
    お裁縫もお事も礼儀作法も

    うめは心配で心配で」


あさ  「もう、どんだとばっちり。

     でも、なんでか
     新次郎さんの笑っている顔を見ると

     少し気が楽になるの

     あのお方、目をくしゃっとして
     よく、笑うでしょ?

     なんでかな。あのお顔は不思議」


うめ  「おあさ様がそんな可愛らしいこと
     言うなんて。

     今日は新次郎様が大阪から
     遊びにおいでになる日。


     それで、ご機嫌がいいんですね。」


そんな時、今井家にお客様が来たと知って
元気よく、客の間に行き、障子を開けると

新次郎かと思っていたら
惣兵衛と惣兵衛の母・菊だったのだ。


あさは、すみませんでしたと
慌てて障子を締める。


菊 「京も物騒になりましたね」


梨江 「巷でも今は世の変わり目と
    よく耳にします。

    山王寺屋さんは
    どなたも、お変わりありませんか?」

菊  「ええ、旦那が腰が痛くて
    寝込んでしまったぐらいで
    何も変わりありません。
    な、惣兵衛?」

惣兵衛 「へい」

そして菊は
お湯がもうないことに気づき
部屋を出る。

菊  「惣兵衛、4年ぶりに会うおはつさんは
    どう?」

惣兵衛 「へい」

菊  「愛想無いね、じきに嫁になるのに」

惣兵衛 「そやから、なおさら、嫁さんになったら
     毎日顔を付き合わせますから。

     今、何を思っても無駄なこと。」

菊  「ところで、おはつさん。
    あなたまさかと思うけど
    訳ありやったりとかないでしょうね」

はつ 「訳ありとは?」


菊  「訳ありっていったら、男さんよ
    なにせ、大阪一の山王寺屋の嫁になる

    万が一訳ありなんて事が
    あとでわかったら

    こっちが恥かくんでね。

    なあ、惣兵衛」

惣兵衛 「ええ」


菊   「なあ、おはつさん、どうなの?
     どうなのって聞いているんですよ」

はつ  「もちろん、何もございません。」

菊   「そうか、そうか、それはよかった。
     えらく、艶っぽくなったから
     ちょっと心配になっただけよ」


その様子をあさはのぞき見している。

あさは惣兵衛が
はつをかばおうともせずに、
黙っている姿に
腹が立っていた。


あさは、廊下を歩く惣兵衛に


あさ 「あの、山王寺屋さま
    ひとつお願いがございます。」

惣兵衛 「お願いだって。お前がこのわしにか。」

あさ 「へえ、あの、笑っていただけませんか?
    もうすぐ、姉は山王寺屋さまのお嫁さんになります。
    
    姉は私の自慢のお姉ちゃんです。
    優しくて、しっかりもので
 
    でも、知らないところにお嫁にいくのは
    不安です。
    
    もし山王寺屋さまが姉に一ぺんでも
    にこりと笑ってくれたら

    それだけで、どれだけ気が楽になるかと思って。

    だから、お願いです。
    姉に笑ってあげていただけませんか?

    どうぞよろしくお頼み申します。」

惣兵衛 「なんで、わしが、お前に
     そんな指図を受けないかんのや

     女子(おなご)のくせに

     ちょっとは大人になったかと思ったけど
     中身はあかんたれのまんまやな。

     おはつも辛気臭い女子(おなご)だな

     ふっ、お前よりはまだましやな。」

あさ  「お姉ちゃんが辛気臭いだって?」

あさは拳をぎゅっと握る。


★★★★★★

第2週「ふたつの花びら」8

今回のキーワードは「恋文」


4年ぶりに訪ねてきた惣兵衛にあさは
笑って下さいと頼むと


惣兵衛は辛気臭い女子とはつのことを言うと
あさは握りこぶしをつくって怒っている。


うめが通りかかると惣兵衛は小声で

惣兵衛  「お前みたいなでしゃばりは
      男はみんな嫌いだ
      飯でも炊いておれ

      新次郎さんが気の毒だなあ」

と言って去っていく。


あさ  「あんな白蛇さん投げ飛ばしてしまったら
     よかった。」

と涙ぐむ。


菊は加野屋さんが何やらお忙しい様子だと
言い残して

そして、惣兵衛と菊は帰っていった。


梨江 「初めてあったけど、ちょっとくせのある
    お姑さんですね。」

忠興 「そうやろ」


梨江 「大丈夫か?はつ」

はつ 「へえ」

あさはお父さんとお母さんに
お姉ちゃんは惣兵衛のお嫁になるのかと
話し始めるが

はつに止められる。


加野屋からは都合が悪くて
新次郎は来れないという
手紙が届いていた。

それを知ったあさはがっかりしている様子。


あさは新次郎からの手紙を渡される。

これは恋文だとはつに言われて
恥ずかしくなる。


その頃
加野屋では

加野屋の後継の新次郎の兄が
肺の病気で
危ない状態だった。


はつは時々涙を流しているが
笑顔をつくってがんばっている。

うちの許嫁が
新次郎さんだったらよかったのにと
あさにこぼす。


あさは恋文の返事を書こうと
祖父・忠政に文の書き方を教えてと頼む

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NHK連続テレビ小説「あさが来た」5,6 [NHK連続テレビ小説「あさが来た」]



第1週「小さな許嫁(いいなずけ)」5

今回のキーワードは「ようよう考えて進む道には
          必ず新しい朝が来る」


新次郎があさを訪ねてきた。

お父さんに怒られて
あさは押入れの中に入って叫ぶ

あさ 「うちはお嫁になんか行きたくない」

はつはお父さんがはつ嫁ぎ先を心配していることを
あさに話す。

忠興 「金持ちが貧乏ゆすりとは笑えないし、
    母親もでしゃばりすぎだ。

    加野屋のぼんだって仕事もしないで
    三味線って」


あさ 「へえお父さんは細かいことよく見てるんだね。」

はつ 「だから、うちはお父さんが選んでくれた道を行く」


そして、押入れから出てくると
目の前に新次郎さんが座っていた。


はつ 「全部、聞かれているよ。では」

と部屋を出る。


するとまた、あさは押入れの中に隠れる。


新次郎 「こんにちは」

あさ  「出過ぎた口を聞いてすみません。
     でも、このまま本当にお嫁さんになって
     いいのかわからないのです。」

新次郎 「そうか、そりゃそうだろうな
     こんな大事なこと子供のうちから決められないな。

     心配しなくてもいい。
     やめたかったら、嫁入りなんか
     やめたらよろしい。

     あさちゃんの好きにしたらいい。

     よう考えてな。

     ようよう考えて進む道には
     必ず新しい朝が来る。」

あさ 「新しい朝が?」

新次郎 「そうや、その道を信じて進んだらいいのや。
     それから、な」


新次郎はあさにそろばんを押入れの麩の間から渡す。


新次郎 「ちょっと、振ってみて」

あさ  「ええの?」

と、そろばんをカチャカチャ振り鳴らす。


新次郎 「あさちゃんもええ顔や。」


と、言われて押入れの麩を思わず締める。


新次郎 「ゆっくり、大人になるまでに考えてな
     で、考えて、考えて
     やっぱり、わてのお嫁さんに来てくれることに
     なったら、
     
     その時は仲良くしような。」

それを聞くと、あさは押入れから出るが、
もう新次郎はいなかった。


この時から、あさの心の中で
何かが変わり始めたのでした。

★★★★★★

第1週「小さな許嫁(いいなずけ)」6

今回のキーワードは「女の子の柔らかい良さがある」


新次郎は帰ったあと、
あさはそろばんを見つめている。


その頃、

忠興 「大阪に行ってよくわかった。
    大阪はぬるま湯に浸かった店ばかりで
    もう、だめだ。

    いいか、会津様と、長州様からは
    取立てを急ぎ」

店の従業員 「はい、けどこれでまたご要金の
       申し付けがあったらたまりません。

       このままでは今井の金蔵も
       空になってしまう。

       どうします?」

忠興   「今井がご公儀を見限る
      時がきているのかもしれません。」

あくる朝
あさと母の梨江が話をしている。


梨江  「あさ、この間お父さんに親の決まりで
     物もたいに貰われていくって言っていたけど

     その事だけど
     本当はちょっと違ってます。

     あなたには、一生言わないつもりでいたけど、
     言っておきます。

     あなたは山王時屋の惣兵衛さんのところに
     嫁ぐはずだったの。

     本当は、先に生まれたはつを加野屋さんに
     二人目のあなたを山王寺屋さんにって
     そう、生まれた時から決まってたの。

     けど、
     あなたが、7歳のお正月に空を飛ぼうとして
     木から落ちて

     その噂が山王寺屋さんに届いてしまって
     惣兵衛の父・栄達さんが来て
    
     下のあささんではなくて
     お姉さんのはつさんをもらえないかと
     頼まれた。

     お父さんはもちろん冗談じゃないと断った。
     うちの大事な娘だ。そんなこと道理が立たないと。

     そしたら、山王寺屋さんが加野屋さんに
     直接頼みに行って、
 
     新次郎さん本人が

     あさちゃんが好き、
     仲良くできると思うと言って 
     
     嫁の交換の頼みを飲んだのだ。

     その新次郎の言葉を聞いて
     あさの為には
     それが一番いい道だと
     思ったの。

     怒ってる?
     それとも落ち込んでる?」

あさ  「いいえ。あんまりびっくりぽんで
     言葉がでない。」


梨江  「はつには一生内緒よ」


あさは、お姉ちゃんには言えないと思った。
そして白蛇さん(惣兵衛)が
いいお方でありますようにと願った。


あさの心に少しずつ
新次郎への思いに変化してきている。


許嫁の新次郎の贈り物ということで
特別にそろばんの勉強が
許されることになった。


好きこそ物の上手なれの言葉どおりに
あさのそろばんの腕はめきめき上達した。


ついには
今井の家で働いている
丁稚(でっち)や番頭をも驚かせるほどの腕になった。


忠興はお琴はあんなに稽古してもだめなのに
どういうことだと驚いていた。


梨江 「そやけど、あのそろばんを弾く姿、
    誰か(忠興)に似てますね」

と忠興にささやく。


あくる日

祖父の忠政 「今になって思うけど、
         あさは女の子でよかったな」

あさ      「どういう意味ですか」


忠政     「男にしようと思ったけどな、
        後継の久太郎もお利口さんになってきたし。

        女の子には女の子の良さがある。
        女の子の柔らかい良さが。

        今は時代の変わり目だ。
        これからお前らの行く先には
        どんな事が待ち構えているかわからない。

        けど、その時は
        みんなで力を合わせて
        笑って切り抜けるんだよ。」


そして

1865年(慶応元年)

はつとあさは成長し
嫁ぐ日も近づいてきている。

あさは相変わらず木に登っている。

あさ  「見て、梅の蕾がふくらんでます。
     もう、春が近づいてる」

と相変わらずのお転婆娘のようだ。

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NHK連続テレビ小説「あさが来た」4 [NHK連続テレビ小説「あさが来た」]

第1週「小さな許嫁」4

今回のキーワードは「泣いているはつ」


大阪であさは新次郎と会うが

新次郎はいきなり手を握り
「あさちゃん。よく来てくれた。ではこれで」

とさっさと席を後にする。

そんな進次郎にあさはびっくり。


一方、はつは
山王寺屋で挨拶をする。

はつの挨拶はきちんと出来た。
父も自慢の娘ですと紹介。

はつの許嫁の惣兵衛は
部屋に飾ってある面のような
冷たい目をして、
貧乏ゆすりのような揺れをずっとしている。


世間話をしている間、
あさは
畳の上を歩いているアリが
気になっている。

仕留めようとしたら
惣兵衛のところまで滑って
すてんっと転んでしまう。

そんな様子に
惣兵衛は手をかすことはしない。



そしてはつは
琴を披露することに。

惣兵衛の母ははつの琴に感心している。


そんな時に来客が来た。

薩摩藩士の五代才助という男だ。


あさとぶつかった男だった。


五代才助は殿様の指示におり
上海で買い付けた舟の代金を借りに来たのだ。

惣兵衛は蔵にお金がないと断る。

惣兵衛は五代才助が帰ったあとにつぶやく。

惣兵衛 「薩摩なんかに誰が貸すかい」

その様子を見ていた忠興は
険しい顔をしている。

五代才助はのちの大久保利通と酒を飲んでいる。
五代才助は断られたことにやけ酒している。

この五代才助はのちの五代友厚なのだそうだ。

五代 「大阪の商人なんかイギリスとの交易が始まれば
    この才助が潰してやる!」

と声を大にして立ち上がると、
まわりの客はみな大阪の商人だったことに
はっとする。

ところが二人とも
自分がお金を持ってないことに気づき
小銭をさがしている。


一方あさとはつは京都に戻って
寝床で話をしている。


疲れているはずなのに眠れないはつ。


あさ 「お姉ちゃんの許嫁さんの前で
    アホなことしてしまってごめんね」


はつ 「ええんや。だけど、あのお方、
    一度も笑わなかったね。

    あさがそばで倒れているのに
    手もかさなかった。
    
    なんか、ちょっと冷たい人に思ったの」


あさ 「ほそーい目してたしね。ちょっと蛇みたいだった」

はつ 「そんなこと言わないで。
    けど、ちょっと蛇に似ていたね。」


あさ 「でも、白い蛇は幸せを呼ぶしね。青白いお顔だし、
    白蛇さんだ」

と元気に話す。


はつ 「そんなのとちがう」

あさ 「ごめんね。それより、うちの許嫁さんよりいいよ。
    せっかくお父さんやうちらが来てるのに
    お三味線ってどういうつもりかな」

はつはあさに背中を向けて泣いている。


あさは泣いているはつに気づく。

はつが泣いているのを
見たのは初めてだった。


はつ 「平気、平気だって思ってたけど
    なんか悲しいな。

    大阪行きたくないね。
    けど、行かなくちゃだめだ。

    どうしたらいいの。
    でも、どうもできないね。」

ふたりは抱き合って泣いている。

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NHK連続テレビ小説「あさが来た」3 [NHK連続テレビ小説「あさが来た」]

第1週「小さな許嫁(いいなずけ)」3

今回のキーワードは「大阪」

忠興についてはつとあさは
一緒に大阪に行くことになった。


大阪の中之島では人が大勢働いている。

あさは好奇心のまま走り出して
男の人とぶつかってしまう。

その人の拳銃が偶然にも
あさの着物のたもとに入ってしまった。

その男はソーリーと言って走って行った。


少したつと
あさを捕まえてくれという声が。

さっきの男が追いかけて来て
追い詰められる。

あさの着物から拳銃を取り出すと
さっさと行ってしまう男を

あさは追いかけて

あさ 「勝手にぶつかってきて
    追いかけてきて
    なんやぺたぺた触った上に
    そのまま何もいわずに
    逃げるなんて
    それが日本男児のすることですか!

    あ、お武家様にすみませんでした。」

男  「最もな言い分だ。こちらこそ申し訳なかった。グッパイ」

そういって男は走って行ってしまった。


そこへお父さんの忠興が来てまた怒られてしまう。


そして加野屋につき
白岡家の人たちに会う。


あさが許嫁の娘だと紹介すると
なんだかがっかりした様子。


そこへ新次郎が猫を抱きながら現れ

新次郎 「あさちゃん。よく来てくれましたな」
     ほな、これで」

と言ってさっさと出て行ってしまった。


白岡新次郎役の玉木宏さん

現在35歳
愛知県名古屋出身

個人的にはのだめカンタービレに
出演したとき以来、
玉木宏さんという俳優が
なかなかいいんじゃないのと思っていました。


高校2年生(16歳)の時に名古屋のサカエチカで
現在の所属事務所アオイコーポレーションの社長葵てるよし氏にスカウトされた。

高校を卒業とともに上京し
1998年 ドラマ『せつない』で俳優デビュー。

趣味はカメラ
特技は水泳

ちょっとコミカルな役が似合う俳優さんですよね。


これからの活躍に注目していきたいです。
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NHK連続テレビ小説「あさが来た」2 [NHK連続テレビ小説「あさが来た」]

第1週「小さな許嫁(いいなずけ)2

今回のキーワード「なんでやと思う人間が世の中を変えていくんだ。」


あさは今井家の次女

許嫁の白岡新次郎との出会いは
あさにとって最悪だった。

今井家をあとにした白岡正吉と新次郎は
噂どおりの元気なおじょうさんだといいながら帰る。

正吉 「あのじゃじゃ馬の手綱を取ることはできるのか?」

新次郎 「そりゃ、無理でしょう」

と新次郎はなんだか呑気な様子。


あさはお父さんにそろばんや本を
教えてと頼むが

女に大事なものは礼儀作法、
夫や家のものを喜ばせる芸事だと

今日かぎり学問も書物も禁止だと言われてしまう。


そんな時に
あさの祖父の忠政が現れて
説教をとめる。

庭の高い木にあさと忠政が登って話をする。

忠政 「その顔や。あさは笑った顔がいい」

あさ 「でも、笑ってられないこともあるでしょ。
    このまま大人になって大阪の新次郎さんの
    お嫁さんになるのが嫌や。」

忠政 「それは困ったなあ。
    今井の家もこのご時世で金が無くなってきていて
    忠興たちもひいひい言っているんだ。
    お家のためだ」

あさ 「お家の為でも、なんで女の子はお中元やお歳暮みたいに
    もらわれなければいけないの?
    やっぱりへんだわ。」 

忠政 「う~ん。」

あさ  「こめんなさい。お姉ちゃんみたいに
     そういうものって
     上手い思うことができないの。」

忠政  「うん、やっぱりあさは偉い。
     人っていうのは大概長いものに巻かれろとか
     ご無理ごもっともと言って大波に流されるものなんだ
     それが楽なんだ。

     けどなんでやと思って立ち止まる。
     お前はそこが偉い。

     なんでやと思う人間が世の中を変えていくんだ。
     誰に口つままれようと、後ろ指刺されようと
     前を向いて進みなさい。

     それがじいちゃんの願いだ。わかったな」

あさ  「うん」


忠政はあさをとても可愛がっている様子。

7年前はあさは男として育てて、
嫁をもらって
あさに家を継がせるという
提案をしてきたこともあったらしい。


あさの父忠興は仕事熱心な人だったが
京都一の商人と言われていた
今井家にも危機がせまっていた。

明治になる15年前
武士の時代とはいえ、
徳川幕府や大名たちは大変な財政難に陥り
商人から莫大なお金を借り続けていた。

忠興 「かえってこない金を貸すのはもったいないなあ
    こんな時代もう、長くは続かないのと違うか」

ともらす。



そして
あさが12歳になったある日のこと

忠興についてはつとあさは
大阪に行くことになる。



はつ役の守殿 愛生(もりどの まなせ)ちゃん

現在12歳
大阪出身

小学1年生の時に
のど飴のCMのオーディションに合格したのを機に、
1年間のタレント養成スクールでのレッスンを経て
2011年より芸能活動を開始

サカイ引越センターのCMに出演もしている。

やさしいお姉ちゃん役がはまってますよね。

将来すごく、綺麗な女優さんになる予感がします。
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NHK連続テレビ小説「あさが来た」1 [NHK連続テレビ小説「あさが来た」]

第1週「小さな許嫁(いいなずけ)1

今回のキーワードは「なんでどす」



1901年{明治34年」
今から110年以上前の東京です。


東京 日の出女子大学校

白岡あさという女性が壇上で話す。

あさ 「日の出女子大学校にご入学おめでとうございます。
    学問というのは実は何も特別なものでは
    ありません。
    どうぞ、存分に学んで下さい。

    みんなが笑って暮らせる世の中をつくるには
    女性の柔らかい力が大切なんです。」

あさは幕末から明治、大正という
激動期の日本で
炭鉱を手がけ、銀行や生命保険会社をつくりあげ

日本初の女子大学設立のために生涯をつくした
素晴らしい女性です。


そして物語は幼少期から

場所は京都

随一の商家・今井家の次女11歳のあさ


そして
あさの2歳上の姉・はつが琴を上手に奏でていると

庭先から顔に傷を負ったあさがおねえちゃんと叫ぶ。

部屋からあさのところに皆が出て行くと

あさ 「お母さん、なんでどす、
    うちは凧つけても飛べないの?

    なんでどす?」

父の忠興が「なんでどすじゃおまへん
      こら、あさ。
      お前は女の子のくせに
      なんでそんな悪さばっかりするんだ」と怒る。

するとあさは笑顔で
     「なんでどすやろ、堪忍ね。お父さん」

忠興   「何を笑っているんだ。」と言うと
あさを抱きかかえて、お尻をぺんぺん叩く。


姉のはつはお琴の上手なやさしい子で
あさはとんだ跳ねっ返りのお転婆娘だった。


1861年(文久元年)

朝は右手に蛇をつかみ怖い顔で歩いている。
近所の男の子もあさが来るだけで逃げてしまう。
相撲が大好きで強い。


相撲をしていると
女中のうめから
相撲はダメだと注意される。

あさ「ごめんなさい。でも、
   弟の久太郎が相撲をしても
   怒られないのに
   怒られるのがわからない」

うめ 「久太郎様は男の子で
    あさ様は女の子ですから。」

あさ 「うち、強いのよ。」

うめ 「その、強いことがいけないのです。」

あさ 「なんでどす?」

うめ 「あかん、またはじまった。
    おあさ様のなんでどすが。」

あさ 「なんで女の子は
    相撲をとったらいけないのだろう」

うめ 「なんでかといったら、
    そういうものだからです。

    昔からそういうものって決まってます。

    大事なお顔に傷つけてお許嫁さまに
    嫌われてしまったらどうするんですか」

あさ 「ああ、なんでうちとお姉ちゃんは
    生まれた時からお嫁にいく先が
    決まっているんだろうな

    わからへんことばっかりや」


京都随一の両替屋である今井家の娘たちは
幼い頃から許嫁がいたのです。

姉のはつには大阪位置の老舗の両替屋の山王寺屋

妹のあさには大阪の大きな両替屋の加野屋に


京都の両替屋の娘は代々大阪の両替屋に嫁ぐことが
決まっていたのです。


「両替屋」とはのちの「銀行」のことです。


武士が上に立つ世の中でしたが
その中でも商人たちは
商業や経済を発展させることで
大きな力を持つようになっていました。


あさとはつが琴を奏でながら


あさ 「うちらの許嫁さんはどんな人かなあ」

はつ 「お父さんが選んでくれた人だからきっといい人」

あさ 「いい人でも大阪にはお嫁に行きたくない
    ずっとお姉ちゃんとここで暮らしていたいから」

はつ 「また、そんなこと言って。
    いいお嫁さんになるのは大事なお勤めよ」

あさ 「けど、おねえちゃん、なんで……」

はつは、やさしく「なんでどす」をとめた。

あさ 「相撲がだめなのも、嫁に行くのも
    そういうものなのかな。」

はつ 「そうや、そういうものや」


二人は今井家の娘として厳しく育てられた。
礼儀作法や裁縫、茶の湯、生花、お琴のお稽古

長男の久太郎は跡取りとして
厳しく学問をしこまれている。

あさは、久太郎が勉強していた学問や
そろばんに興味しんしん。

そろばんを振ってリズムをとって
歌をうたっている。

そんなとき
白岡新次郎という許嫁が
新次郎の父・加野屋主人の白岡正吉と共に
あさに会いに来た。


挨拶の席で
新次郎 「あさちゃん、おいど(お尻)はご無事ですか」

と言われた。

あさは思わず恥ずかしくて逃げ出してしまった。

はつに
あんな人大嫌い。
何かおいどやと話し、

あさにとっての許嫁との出会いは最悪の様子。


少女時代のあさ役の「鈴木梨央」ちゃん

現在10歳

続テレビ小説「あさが来た」の
オーディション時から
京言葉が完璧で、
「こんな音感の良い子は珍しい」と
方言指導の先生を驚かせたそうです。


5歳から芸能活動を開始。
同学年の芦田愛菜に憧れて子役になる。

「梨央」という名前の由来は、
フィギュアスケートの浅田真央が好きで、
そこから母親がビビビッときたからとのこと

台詞を覚える際、最初は一人で集中して覚えて、
覚えたら母親に相手役をしてもらっているとのこと。

難しい台詞や方言などはリズムを付けて覚えると、
あとで普通に戻してもスラスラ台詞が出てくるんだそうです。


元気いっぱいの役が
すごくかわいいですね。
これからの活躍に注目です。


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