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NHK連続テレビ小説「あさが来た」1 [NHK連続テレビ小説「あさが来た」]

第1週「小さな許嫁(いいなずけ)1

今回のキーワードは「なんでどす」



1901年{明治34年」
今から110年以上前の東京です。


東京 日の出女子大学校

白岡あさという女性が壇上で話す。

あさ 「日の出女子大学校にご入学おめでとうございます。
    学問というのは実は何も特別なものでは
    ありません。
    どうぞ、存分に学んで下さい。

    みんなが笑って暮らせる世の中をつくるには
    女性の柔らかい力が大切なんです。」

あさは幕末から明治、大正という
激動期の日本で
炭鉱を手がけ、銀行や生命保険会社をつくりあげ

日本初の女子大学設立のために生涯をつくした
素晴らしい女性です。


そして物語は幼少期から

場所は京都

随一の商家・今井家の次女11歳のあさ


そして
あさの2歳上の姉・はつが琴を上手に奏でていると

庭先から顔に傷を負ったあさがおねえちゃんと叫ぶ。

部屋からあさのところに皆が出て行くと

あさ 「お母さん、なんでどす、
    うちは凧つけても飛べないの?

    なんでどす?」

父の忠興が「なんでどすじゃおまへん
      こら、あさ。
      お前は女の子のくせに
      なんでそんな悪さばっかりするんだ」と怒る。

するとあさは笑顔で
     「なんでどすやろ、堪忍ね。お父さん」

忠興   「何を笑っているんだ。」と言うと
あさを抱きかかえて、お尻をぺんぺん叩く。


姉のはつはお琴の上手なやさしい子で
あさはとんだ跳ねっ返りのお転婆娘だった。


1861年(文久元年)

朝は右手に蛇をつかみ怖い顔で歩いている。
近所の男の子もあさが来るだけで逃げてしまう。
相撲が大好きで強い。


相撲をしていると
女中のうめから
相撲はダメだと注意される。

あさ「ごめんなさい。でも、
   弟の久太郎が相撲をしても
   怒られないのに
   怒られるのがわからない」

うめ 「久太郎様は男の子で
    あさ様は女の子ですから。」

あさ 「うち、強いのよ。」

うめ 「その、強いことがいけないのです。」

あさ 「なんでどす?」

うめ 「あかん、またはじまった。
    おあさ様のなんでどすが。」

あさ 「なんで女の子は
    相撲をとったらいけないのだろう」

うめ 「なんでかといったら、
    そういうものだからです。

    昔からそういうものって決まってます。

    大事なお顔に傷つけてお許嫁さまに
    嫌われてしまったらどうするんですか」

あさ 「ああ、なんでうちとお姉ちゃんは
    生まれた時からお嫁にいく先が
    決まっているんだろうな

    わからへんことばっかりや」


京都随一の両替屋である今井家の娘たちは
幼い頃から許嫁がいたのです。

姉のはつには大阪位置の老舗の両替屋の山王寺屋

妹のあさには大阪の大きな両替屋の加野屋に


京都の両替屋の娘は代々大阪の両替屋に嫁ぐことが
決まっていたのです。


「両替屋」とはのちの「銀行」のことです。


武士が上に立つ世の中でしたが
その中でも商人たちは
商業や経済を発展させることで
大きな力を持つようになっていました。


あさとはつが琴を奏でながら


あさ 「うちらの許嫁さんはどんな人かなあ」

はつ 「お父さんが選んでくれた人だからきっといい人」

あさ 「いい人でも大阪にはお嫁に行きたくない
    ずっとお姉ちゃんとここで暮らしていたいから」

はつ 「また、そんなこと言って。
    いいお嫁さんになるのは大事なお勤めよ」

あさ 「けど、おねえちゃん、なんで……」

はつは、やさしく「なんでどす」をとめた。

あさ 「相撲がだめなのも、嫁に行くのも
    そういうものなのかな。」

はつ 「そうや、そういうものや」


二人は今井家の娘として厳しく育てられた。
礼儀作法や裁縫、茶の湯、生花、お琴のお稽古

長男の久太郎は跡取りとして
厳しく学問をしこまれている。

あさは、久太郎が勉強していた学問や
そろばんに興味しんしん。

そろばんを振ってリズムをとって
歌をうたっている。

そんなとき
白岡新次郎という許嫁が
新次郎の父・加野屋主人の白岡正吉と共に
あさに会いに来た。


挨拶の席で
新次郎 「あさちゃん、おいど(お尻)はご無事ですか」

と言われた。

あさは思わず恥ずかしくて逃げ出してしまった。

はつに
あんな人大嫌い。
何かおいどやと話し、

あさにとっての許嫁との出会いは最悪の様子。


少女時代のあさ役の「鈴木梨央」ちゃん

現在10歳

続テレビ小説「あさが来た」の
オーディション時から
京言葉が完璧で、
「こんな音感の良い子は珍しい」と
方言指導の先生を驚かせたそうです。


5歳から芸能活動を開始。
同学年の芦田愛菜に憧れて子役になる。

「梨央」という名前の由来は、
フィギュアスケートの浅田真央が好きで、
そこから母親がビビビッときたからとのこと

台詞を覚える際、最初は一人で集中して覚えて、
覚えたら母親に相手役をしてもらっているとのこと。

難しい台詞や方言などはリズムを付けて覚えると、
あとで普通に戻してもスラスラ台詞が出てくるんだそうです。


元気いっぱいの役が
すごくかわいいですね。
これからの活躍に注目です。




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