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NHKr連続テレビ小説「 あさが来た」9 [NHK連続テレビ小説「あさが来た」]

第2週「ふたつの花びら」9

今回のキーワード「雨降りの台風」


あさは祖父・忠政に
文の書き方を教えてと頼む。


梨エ 「お嫁入りのことですけど、
    はつのお付きにはうめを
    付けていただけませんでしょうか」

忠興 「うめはあさに付いてもらう
    はつにはふゆ

    前から決めてた話しじゃないか」

梨エ 「そうですけど、はつが心配です。
    山王寺屋さんは若旦那が
    母親が何もかも言いなりです。」

忠興 「だが、あさは、うめがそばに居なかったら
    とても今井の女子として外に出せる娘じゃない」

梨エ 「はつはあさと違って
    苦労や悩みがあっても
    外には出せない性分です。

    うめがそばに居てくれたら
    どんなに心強いか。」

忠興 「わしだって、はつのことは心配だ。
    けど、はつはしっかりしてる。
    何かあっても、どうにか切り抜けるだろう。

    そやけど、あさにそれは無理だ。」

梨エ 「確かに、あさは心配です。
    けど、うめは一人しかいないんですよ

    あんな見るからにいけずのお姑さんのところへ
    はつをひとりで行かせるなんて」

忠興 「ひとりじゃない、だからふゆを付けるんじゃないか」


梨エ 「だから、ふゆをあさにって言ってるんです。」

忠興 「お前はあさがどんなにとんでもない娘だって
    わかってないから
    そんな事言うんだ。」

梨エ 「あさがとんでもない娘だってことは
    うちが一番わかってます。」

忠興 「とにかく、もう决めたことだ。
    口出しは許さない」

梨エ 「お嫁入まであと3ヶ月あります。
    どうするのが賢明か
    よくひとりで考えて下さい」

と夫婦で喧嘩になってしまった。


そんな時
あさは墨の着いた顔で忠興に
へたくそな文字で書かれた手紙を
加野屋さんに送るときに一緒にお願いしますと渡す。


手紙には

はつの許嫁の惣兵衛がどのような方かと
知っている限り教えて下さいという内容だった。

忠興はためらったが
あさの手紙も一緒に送ることにした。


新次郎の兄・正太郎が寝込んでいるところに
新次郎は花を持ってくる。

加野屋の番頭さんらは呆れている様子だが。


新次郎 「こんな時は誰だって
     何しようが雨降りの台風

     どうにもならないって言ってな」

大番頭・雁助 「うまい」


正太郎の様態はかなり悪いようだ。

正太郎 「堪忍な、新次郎。もうあかんかもしれない。」

新次郎 「何言っているんですか。
     わては兄貴みたいな立派な上が
     いてくれるから

     思う存分あほ坊で居られるんだ。
     兄貴が達者でいてくれないと
     かなわないわ。」

正太郎 「加野屋を頼む榮三郎はまだ小さい。
     支えてやってくれ。

     どうか頼む」


そしてあさが手紙を出して2ヶ月
返事がなく、
新次郎が京都にやって来ることも
なかった。


今井家ではおひな様の飾りつけをしている。

そんな時、弟の久太郎が
親戚の商家での
半年間の修行を終えて
帰ってきた。


久太郎が預かってきたと
あさに手紙を渡す

新次郎からだと思ったら
五代才助という人からだった。


あの大阪でぶつかった人だ。
薩摩の五代才助

その手紙は

イギリスのロンドンからの手紙で
ベロチペードに乗って走っている女性を見て
あさを思い出したということだ。


ベロチペードとは2輪、3輪の自転車のような
乗り物のことです。


日本の女性には乗りこなせないだろうと
言われているが
きっと、あさなら乗りこなせるだろうと
書いてあった。


もうすぐ嫁い行くあさに
手紙が届くなんて大変だと

母の梨江が破いてしまった。


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