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世界法廷ミステリー6 映画『 ザ・ステアケース 』実話 [テレビ]

『世界法廷ミステリー6
~映画になった衝撃裁判』で放送されました。

その中で


ドキュメント映画 『ザ・ステアケース(階段事件)』
にもなった

小説家が妻殺しで
逮捕された事件が
取り上げられました。

この事件では、

無実を信じる娘の

想像を超えた
衝撃の真犯人が明かされました。


内容は


2001年12月9日、


それは、
「妻が倒れた 階段から落ちた」という
夫からの通報。

警察が駆け付けると
一階の階段下で
女性が亡くなっていた。


現場は血の海で
凄惨な現場だった。

亡くなったのは、
キャサリーン・ピーターソンさん
(当時48歳)



通報者の夫は
マイケル・ピーターソン
(当時58歳)。


マイケルは、
ベストセラー小説家として
有名な人物だったが、

近年ヒット作がなく、
妻キャサリーンが
家計を支えている状況。



子どもは5人がいたが、
皆、 家を離れており、

現在は夫婦2人で大豪邸に暮らしていた。


マイケルの証言によると、

あの日マイケルに
1本の電話が
かかってきて。

それは、
マイケルの小説に興味を持った
ハリウッドの
映画プロデューサーからの
連絡だったという。


そして家の外のテラスで
夫婦二人でワインで乾杯し、
ハリウッドでの
映画化が決まった喜びを分かち合った後、


キャサリーンは、
仕事のためマイケルより先に
室内に戻ったという。


その2時間後、マイケルが室内に戻ったら

階段下で倒れている
変わり果てた妻の姿だった。



事件から11日後、
事態は急変する。

警察が
妻殺しの第一級殺人罪で
夫のマイケルを逮捕したのだ。

警察は当初から
マイケルに疑惑の目を向けていた。

現場検証の結果、
大量の血痕があり、 階段や壁にも
付着していた。

この事件を担当した刑事は、
これは階段から
転落した事故ではないと
感じたという。



また、
キャサリーンの
後頭部の4つの傷から
キャサリーンの死は、
転落死ではなく
他殺と判断された。


当時、
この自宅にいたのは、
キャサリーンとマイケルだけで、
犯人はマイケルしかいないと
思われていた。


しかし、
長女のマーガレットは
父親の無実を信じ続けた。

実は、
マイケルは、
マーガレットの実の父親では
なかった。

ドイツで生まれた
マーガレットは、
生後6ヶ月で父親を亡くしており、
その2年後には
母親も事故死していた。

マーガレットの実母
エリザベス・ラトリフと
友人だったマイケルは、
マーガレットを養子にし、
実の子と変わらず可愛がって
くれていたという。



の殺人事件を
8年間以上にわたって
追い続けた
ドキュメンタリー映画
『ザ・ステアケース(階段事件)』では

父のため闘い続けた
娘マーガレットの姿が
映っている。

2003年7月1日に
開かれた裁判では、
マイケルが浮気していたことが明かされ、

陪審員は マイケルとキャサリーンの
夫婦関係に問題があったとみなした。

また、
致命傷となった後頭部の傷について、
検察側の証人ディーバー捜査官は、

血の飛び方からして
棒のようなもので叩いた時にできる傷だと
証言した。

そして、
ハーディン検察官は、
凶器は、
暖炉の火かき棒のような物だと言い、

不思議なことにマイケルの家にあった火かき棒が
無くなっていると主張。

検察側は、
マイケルが
火か棒で殴り
凶器をどこかに捨てたと
主張。


しかし、
マイケルの長女マーガレットは

ホームビデオを観て
父の無罪を信じ、
必死で火かき棒を探していた。


裁判開始から39日目、

今度は、
ちがう検察官が
昔ドイツで起きた事故死が
マイケルの手による殺人だと

新たな殺人疑惑を
持ち出してきたのだった。

このドイツの事故死…
亡くなったのはマーガレットの実の母親
エリザベスだった。、


そして、
検察官は、
マーガレットの産みの親エリザベスと、
育ての親キャサリーンの

2人の死には
共通点があると指摘した。

いずれの遺体も
階段下で見つかり、
大量の血を流していたという。

そして、
いずれも
発見者はマイケルだった。

果たして
2人の死は偶然の一致なのか…
それとも…


検察は、
2人の死に共通点があるとみて
エリザベスの棺を掘り起こし、
遺体を調べた。

その結果、
検察側の証人
検視担当医により
エリザベスの後頭部にできた傷は
殺人によってできた傷だと
判断した。

こうしてマイケル
追い詰められたが


凶器とされ
マイケルが隠したとされていた
火かき棒がほこりをかぶった状態で
マーガレットの兄によって
発見されたのだった。

しかも、
この火かき棒に血痕は
ついていなかった。


ところが、
検察側は、
キャサリーンの後頭部の傷が
棒で殴られた事実は
明白だといい、

2003年10月10日の評決で、
マイケルに下されたのは、
第一級殺人で有罪だった。

その後、
判決を不服として
控訴するも棄却された。


ディーバー捜査官の
”殺人以外あり得ない”との主張が
有罪の決め手となった。



判決から8年経った2011年

マイケルの有罪の
決め手となった証言をした
ディーバー捜査官が
過去に鑑定結果に手を加え
偽証していたことが判明する。

なんと、
ディーバーは
検察の捜査を手助けるため
でっち上げの証言をした疑いが
浮上したのだ。


マイケルの無罪を
証明するには、
もう一度
裁判を起こすしかない…


注目すべきは、
キャサリーンの
後頭部の4つの傷で、
凶器は何なのかという
点だった。



金属の棒で殴れば
絶対に頭蓋骨に傷が残るのだが
キャサリーンの頭蓋骨には
傷は残っていなかった。
そのため
検察側も弁護側も
凶器が特定できていなかった。



すると、
マイケルの近所の住民から
ある情報がもたらされた。

それは、
マイケル夫妻の自宅の周りで
”あるモノ”が目撃されていた。

近所の住民は、
その”あるモノ”に
襲われた事があったという。

そして、
それはキャサリーンの
後頭部に傷つけた犯人だった。



その驚きの犯人は、
フクロウ。


捜査報告書には
キャサリーンは手に
血の付いた羽を
握っていたことが
書かれていた。



キャサリーンが仕事のため
室内に戻る途中、
玄関にあったシカの置物に
フクロウが反応し
キャサリーンを攻撃したと
見られた。

彼女は、
朦朧としながら
家に逃げ込んだが、
階段から転落し
そこで息絶えたと


フクロウが真犯人かもしれない存在が
出てきたことで、

有罪判決から8年…

新しい証拠でマイケルの裁判が
やり直されることが決定。

そして、
マイケルは釈放された。


実話って怖いですね。


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